秩父工場製造部門

秩父工場は、埼玉県が造成した、「みどりが丘工業団地」の4000坪の敷地に管理棟と製造棟の二棟を建設し、2005年4月、操業を開始しました。2012年5月には600坪の第二工場が竣工しました。1階、3階を倉庫として使用し、2階に製品組立ラインを稼働させました。パチンコ、パチスロ等のアミューズメント機器用プリント基板を主力とする基板実装工場です。

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自動機

最新の高速アキシャル部品挿入機、IC挿入機、ラジアル部品挿入機を各数台保有し、多品種でも短納期で量産することを可能にしています。6台のフォトカプラー自動挿入機は、得意の外部端子板、遊技球等貸出装置接続端子板の実装に大活躍です。遊技機用基板の実装に特化した効率的な設備構成で、スピード、品質、価格のすべての面でお客様の高い満足の獲得を目指しています。

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ライン

全長12mの直線コンベア5本を使用して、手挿入部品を実装しています。基板の種類、数量に応じて、素早くラインを組み替え、無駄のない人員構成を維持しています。4台の自動半田装置の半田槽は、鉛フリー用と共晶用を入れ替えることが可能です。アース等の静電気対策はもちろん、部品に応じてイオナイザーによる除電も行っています。第二工場では、基板両面にレーザーマーキングするオリジナルマシンを2ラインに設置し、ROM差し、通電試験、ケーシング、ネジ締め、シール貼り、梱包の作業を効率的に行っています。

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検査

製品の品質維持、保証のために高速外観検査装置、インサーキットテスター、オリジナルのファンクション検査機を駆使して、不良品の発見、流失防止に全力を挙げています。発見した不良を素早く検証して、当社のノウハウとして品質向上に反映させています。各ラインに設置した5台の高速外観検査装置は、部品の色や向きの違いのみならず、部品表面の印刷状態の確認にも効果が上がっています。

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その他

ファンクション検査機は、秩父工場にて基板毎に設計、製作しているので、問題発生時に素早く対応でき、検査員との連携も万全です。また、ROM書き込み作業専用の部屋を設け、管理も厳重に行っています。最終工程でAQLによる抜取検査を実施し、当社製品の品質基準を明確にしています。